マルチタスク人間
私は基本的にシングルタスクな人間だ。電話をしながら別件メールをみたりすると電話に集中できなくなったりする。同時並行に同優先順位のものを処理することができない。
ただ、同時に複数のことをしなければならないときに、優先順位をつけさえすればかなり複数のものを同時に処理することはできる。
さて、昨日は本社での会議だった。この会議は、朝から晩まで続くシロモノだ。つまり7−8時間は拘束される。飛行機でたとえれば、成田からロスまで行けてしまう時間だ。
海外勤務をして3年もたつと、こういう長い会議は苦手になる。(そうでない人でも普通は苦手か)
こんな長い時間会議に集中するなんて無理だし、前部に集中しようとも思わない。
こういうときに私は、マルチタスクな人間になる。
会議で自分の発表が終わると、いきなり会議出席の優先順位は低くなる。
それで会議に出席して聞いているふりをしながら、ノートパソコンからルーマニア、スペイン、中国、日本の工場へと次々にメール交信をはじめてほぼ通常業務と同じレベルの仕事をこなす。
会議で決定したことをすぐに海外顧客に連絡したり、スペインの私の会社の部下に指示をだしたりする。
しかもその合間には裏会議にも出席する(裏会議:最近は会議にパソコンを持ち込む人が増えてきていて、会議の表面上で議論されていることと同時並行してメールでやりとりをすることが多い。「今、いったことの真意は何よ?」とか「あれは建前だから本気にしないように」みたいなメールが飛び交う)こんなことをやっていると会議中の受発信メールはゆうに100件を越すことになる。
こんなことをやっていると会議中の受発信メールはゆうに100件を越すことになる。
それでも突発的に私に質問が飛んできたら、きちんと答える。
さらに、その合間にブログを書いてたりする。さらに睡眠もとる。
あんまり人に勧められたものじゃないけど、そこまでしないと時間がもったいないと思っている。