品川駅のブルックナー


昨日は朝から名古屋に向かったのですが、三連休の初日ということで新幹線は満員ですぐに乗れそうな状況じゃない。かといって自由席で立っていくことは私の選択肢にはありませんから。(たとえ名古屋までだろうと、私は絶対にそういう選択はしません。だって1時間半の間集中できない状態に自分の身をを置くの時間の無駄遣いですから。)


しかたなく二時間先の指定席を買ってスターバックスで待つことに。前日にiTuneで購入したブルックナー交響曲を聴きながらお勉強してました。


勉強の手をふと休めて見上げると、写真のような空間が目の前にありました。こういった空間でも、ブルックナー交響曲を聴きながらだと大聖堂内にいるような気分に浸ることができますね。しばし教会にいるような気持ちで瞑想します。


ブルックナー交響曲には、人間くささがないところが最大の魅力です。高音の弦楽器は天使が舞う様子。金管楽器ヨハネの黙示録にでてくるラッパ。低音弦楽器は、教会の固い石床。そして全合奏はオルガンの響きです。


窓からさしてくる光がまるでステンドグラスを通してきているように感じられるのも、ブルックナーの魅力であり魔力なのでしょう。