意外に日本人って・・・

意外に日本人って宗教的な民族かもしれない。しかも日常生活の中で宗教臭さをださないところが特に、宗教といい関係で付き合っているような気がするんです。



前にも書いたけれど、宗教ってのは、自分の心の中との対話をしやすくする方便だから、自己との対話の場ってのは、どこでもいいわけですよ。(暴論)



つまり、お寺だろうが、神社だろうが、教会だろうが、シナゴーグだろうが、メッカの方向だろうがね。祈りという行為が同じである以上、本質的には変わるところはない。



それにしても、節目とはいえ正月にン万人単位で神社仏閣に訪れるのってすごいっすよ。スペインなんかバリバリのカトリック教国だけど、12月25日にこの人数単位で教会に詣でるなんてありえません。



もちろん、正月の初詣客もみんな宗教的意味合いなんてこれっぽっちも意識してないんだろうけどね。でも、わざわざ寒空の中、数秒間手を合わせるためだけに、数十分から一時間待っているなんて行為は理性だけでは説明つかないでしょう(笑)



だから日本人ってのは、宗教的意味合いを表面レベルでは意識していないんだけど、きちんと宗教心を持っているところがかっこいいんじゃないかな。


こういうところは、外国人にも胸をはってもいいと思うよ。