Haruki Murakami

HiroshiMatsushima2008-02-08


村上春樹の短編集「めくらやなぎと、眠る女」がスペインで翻訳出版されました。


これは村上春樹が1980年代から2005年までに発表した短編の中から選定収録しているものです。だから収録作品は英語版とも日本語版とも違います。


さて、村上春樹といえば、日本の作家でスペインで最も成功している人であることは間違いないです。この平積みの商品展示はスペインの中でも破格の扱いですね。



さらに、プロモーション用にしおりまで用意されていました。




彼は海外では露出度が高いといわれてますが、まさにそのとおりでよく彼の顔写真を見かけることができます。前回、「海辺のカフカ」のスペイン語版が出版されたときも、新聞に顔写真入りでインタビュー記事が載っていましたね。



さらに、最近は「国境の南、太陽の西」「ノルウェイの森」「ねじまき鳥クロニクル」の三作品がペーパーバック化され、こちらも平積み状態です。



それにしてもノルウェイの森」のスペイン語版のタイトルがTOKIO BLUES(=東京ブルース)ってのは、なんとかならないものかな〜。