500年後に残っているブログ
紫式部日記を読んでいて、ふと思いついたことです。
紫式部日記は、非公開を前提とした普通の日記です。
私の愛読書のひとつであるマルクス・アウレーリウスの「自省録」も公開を前提として書かれたものではありません。
また、カフカの作品はすべて死んだら焼き捨てろという遺言を無視して出版されたわけですから、これも公開するつもりはなかったのでしょう。
意外と「公開を前提としない」で書かれたものというのは、それだけ書いた人間の内面がフィルターがなしで表層化していて、共感を覚えるものが多いです。
現在はやっているブログ。これがもし500年後も残って読むことができるとしたら・・・・
最も共感を持って読まれるブログは今「非公開」になっているものかもしれませんね。