ティビダボ

バルセロナって街は、地中海に面して横に広がっているところです。というのは、海から10kmくらいはいったところに、ティビダボ地区という小高い丘があるからなんです。これが邪魔して内陸の方には発展していない。うん、神戸と似たような構造とでもいいましょうか・・・。


余談
いつも神戸に行くたびに、六甲をさして「僕、いつもあの向こうがすぐ日本海だって思っちゃうんですよ〜」というくだらない冗談を言っては、失笑を買うことをノルマとしています。
余談終わり



で、このティビダボ地区というのは数年前にヒットした小説「風の影」(日本語訳もでてますよ)の舞台にもなった高級住宅街でもあります。


ここにはふもとからケーブルカーが二本でていて(そのうち、一本は冬期は休み)それを利用するのが一般の観光客のルートなんですが、今回は家から歩いて登ることにしました。



ケーブルカーのでている駅の脇の住宅から上に登っていきます。


見下ろすとじょじょにバルセロナ市街が俯瞰できるようになります。



ここでもアーモンドが咲いています。


アップダウンが多いにも関わらず、ジョギングやサイクリングしている人が多いんです。


ミモザの花の上に上弦の月がかかっています・・・。




そして、この階段!ちょっと涙がでますね。この階段の両側に住宅が並んでるんだけど、彼らはこの階段を毎日上り下りしてるんでしょうか・・・。





この階段を上りきると比較的道は平たんになります。


ここからはバルセロナ市街が眺望できます。今日はちょっと海側に靄がかかってました。


そして、ここがティビダボの教会です。比較的新しい建物であることと、ここに遊園地が隣接しているせいもあって、ちょっと子供っぽく感じますね・・・。


入館時間は過ぎていましたので、ここから踵を返して家路につきます。往復で2時間ちょっと、いい運動になります。